ネイチャーゲームは、米国のナチュラリスト、Joseph Cornel(ジョセフ・コーネル)氏により発表された野外活動で、見る、聞く、触るなど五感を意識して自然を直接体験する楽しいプログラムです。
コーネル氏は、カリフォルニア州立大学大学院卒業後、大自然の中で暮らしながら、米国各地で多くの子供たちに自然教育の指導を行い、1979年に長年の実践活動の中から考案したプログラムを「SHARING NATURE WITH CHILDREN(子供達と自然をわかちあおう)」として発表しました。
相次いで、イギリス・フランス・ドイツ・オーストラリアなどでも次々に出版され、日本には「ネイチャーゲーム」柏書房刊(として紹介されました。
ネイチャーゲームの目的は、ゲームの勝敗を競ったり、ゲームをこなすことが目的ではなく、ゲームをきっかけとして参加者に「自然への気づき」を促すことにあります。
「自然への気づき」とは五感で自然を感じ、心と体で自然を直接体験することによって自然と自分とが一体であることに気づくことです。「自然への気づき」は、様々な自然体験を通して自らのライフスタイルを創造していくための入口にもなります。
同時に、この「自然への気づき」は、環境教育の推進に貢献するものです。環境教育とは、様々な環境問題に対して、私たち人類が適切な対応をとるために必要な教育であり、子供達をはじめ地球上のすべての人々に必要とされる教育です。
ネイチャーゲームでは、参加者が効果的に成果を得られるように「フローラーニング」という考え方にのっとって構成されています。フローラーニングとは、参加者の心の状態にあわせながら4つの段階を意識してプログラムを組み立てることです。この理論に基づき、各ゲームにはフローラーニングを示す4つの段階のマークがついています。
| 第1段階 |
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カワウソ |
遊びの要素にあふれた活発な活動 |
| 第2段階 |
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カラス |
感受性を高め、注意を集中する活動 |
| 第3段階 |
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クマ |
自然との一体感を感じる活動 |
| 第4段階 |
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イルカ |
理想と共感をわかちあう活動 |
この「フローラーニング」の考え方にのっとった一連のプログラムを体験する事により自然への興味や気づきを効果的に得ることができます。
日本においては、ネイチャーゲームが初めて紹介された当時、1986年に設立された「ネイチャーゲーム研究所」から、ネイチャーゲームの普及及び指導者養成など公益的事業を引き継ぎ、1993年に新たに結成され「社団法人日本ネイチャーゲーム協会」として、現在に至っています。
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